考える白猫

韓国カルチャー、考え事など、好きなものについてお話をしてます。

私が死にたいと思ってから

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こんにちは、ねこさわです。

SHINeeのジョンヒョンが亡くなってから、もうすぐ1年が経とうとしています。好きな芸能人が自ら死を選んだという事実は、私にとって当時とても衝撃的なものでした。 しかしその頃の自分にとっては、今の自分の方が衝撃的かもしれません。なぜならその時、自分が死にたいと思うようになるなんて、想像すらしていなかったからです。

きっと、死にたいと思ったことがない方には、不思議でたまらない感情なのではないでしょうか。私も以前まで、死にたいと思う人の気持ちが全く分かりませんでした。確かに死にたいなんて、少しおかしな願望かもしれません。 今回は、そんな願望を持ってしまった私が、「死にたいと思ってから思わなくなるまで、どういう変化があったのか」について書いていきたいと思います。

死を望む人たち


死にたいと思っている人は、結構たくさんいます。ネットを見れば、数えきれないほどの「死にたい」という言葉が見られるはずです(愚痴の範囲内のものもありますが)。じゃあ、なんでそう思ってしまうんでしょうか。

 

鳥が鳴いても死にたくなる


人によって、「死にたい」と思う理由は違います。それは、誰かにとっては些細な事だったりするし、誰かにとっては死にたくなるほどのことだったりします。

中島美嘉の「僕が死のうと思ったのは」という歌をご存知ですか?この歌の歌詞にはこうあります。

僕が死のうと思ったのは ウミネコが桟橋で泣いたから 波の随意に浮かんで消える 過去も啄んで飛んでいけ 僕が死のうと思ったのは 誕生日に杏の花が咲いたから その木漏れ日でうたた寝したら 虫の死骸と土になれるかな (作詞作曲:秋田ひろむ(Amazarashi).”僕が死のうと思ったのは”. 歌:中島美嘉. 発売:2013. レーベル:ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ)

鳥が鳴く。花が咲く。一見なんてことない日常の風景にも、誰かを死のうと思わせる要素があります。何が心に刺さるかは、人それぞれ違います。 しかしそれは、傷を抱えた人の肩をぽんっと押してしまうきっかけのようなものなのだと思います。

私の場合、そのきっかけは就活でした。

大学生活も終わりが見え、就活を前にした時、卒業後の進路を現実的に考えなければならなくなりました。やりたい仕事がいまいち不透明なまま、周りに流されるように履歴書を書き始めて、私はある項目に苦戦しました。「自己アピール」の欄です。自分の短所は溢れるように出てくるけど、長所は全く出てこない。そこで私は就活応援サイトを見て、「自己アピール」の書き方を調べました。するとそこには、「小学校からの自分年表を書いて自己アピールできる要素を探そう」という文が。私はその通りに従い、書いてみることにしました。でも書き始めてすぐに気づきました。 辛かった記憶しか思い出せない。 楽しいこともあったはずなのに、何故か全く思い出せず、記憶の中にあるのは嫌な出来事ばかりでした。思い出そうとすればするほど、辛い記憶をなぞることしかできず、私はつい 「これからの未来も辛いことしかないんだろうな」 と思ってしまいました。そしてそのとき、こうも思いました。 「じゃあ嫌なことする為だけに生きていくの?なんで?そんなの生きてる意味なんてない。」

 

生きる意味?


メディアにはよく、生きる意味を問う文が並びます。それは「」という言葉だったり、「目標」という言葉だったりして。教科書や小説、そしてテレビに映画。

あなたの夢は何ですか?

という言葉は、どこにでも現れて、当たり前のように存在します。夢を語れる人は、とても幸せな人です。きっとその人は、自分の幸せな姿が想像できる人だと思うから。 でもそうじゃない人は、夢を語れない人は、一体どうすればいいんでしょうか。

私がひねり出した答えは、「やりたいことを見つける」です。 それは夢と何が違うのかと言われるかもしれませんが、ちょっと違うと思っています。あえて言うなら、「規模が違う」と言えばいいでしょうか。 「やりたいこと」はとても幅広く使われる言葉です。もちろん「夢」もやりたいことに含まれはしますが、こっちは「美味しいものが食べたい」とか、「新しい服が欲しい」とか、もっと些細な事が含まれます。 「生きる意味」や「夢」という言葉を聞くと、ついかしこまって壮大な目標を考えてしまいがちですが、別にそんなの必要ないんですよね。 「生きる意味」なんて正解がないものを考えるのは辞めて、その時間にケーキでも食べたほうが、よっぽど有意義です

 

やりたいことに敏感に


「やりたいこと」を見つけるのは、少し大変なこともあります。欲が少ない人だと特にそうかもしれません。そういう時は、

なんとなく

で選んでみたらいいと思います。こっちのほうがいい気がするかも?くらいのテンションで選んで、ちょっとづつ自分のやりたいことに敏感になっていけたら、もうこっちのもん。 毎日をやりたいことで埋めていくと、「明日はこれ」「明後日はこれ」と未来にやりたいことを考えるようになります。私はそうしていくうちに、死にたいと思わなくなりました。 だって、どうせ人間はいつか必ず死ぬし、わざわざ死にに行くなんて面倒なことしないで、いつか来る終わりの日までにやりたいこと沢山やっとかないと、もったいない!やりたいことをこれでもかってくらいして、人生の元とってからじゃないと死ねない!

 

意外なところにターニングポイント


さて!今回は、「死にたいと思ってから思わなくなるまで、どういう変化があったのか」について簡単に書いてきましたが、実際死にたいと思わなくなるまで相当辛かったです。 どん底の時もそうですが、持ち直そうと頑張るときも結構大変でした。そんな自分にやりたいことを探そうと思わせてくれて、頑張る力をくれたのは、今まで一切興味のなかった邦ロックのバンドでした。私はKPOP以外あんまり興味のない人間だったので、バンドにはまったのが今でも不思議なんですが、意外なところに救われる出会いってあるもんですね。死んじゃってたら出会えてなかったです。ほんと、Youtubeのおかげです。あ、そのバンドのライブに行くっていうのも、私のやりたいことリストに常に入ってますよ。

それでは、また次の記事で!

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<後書き>

この間、ボヘミアンラプソディーを見た。ああいう良い映画を見てしまうと、色々考えさせられる。

私は死にたいと思った時も含めて、人生を諦めたことなんて一度もない。むしろ諦められなかったこそ、死という選択肢を考えた。そして死という逃げ道を頭の片隅に置くことで、安心しようとした。私は逃げ道があることで落ち着く性格みたい。

誤解がないように言っておくと、私は今、死にたくないと思ってる。寿命で死ぬまでは生きるつもりでいるし、少し考えすぎる時間があったから、こんな後書きを書いてしまってるわけだけど。

調子が悪い時に感情を揺さぶってくるものを見るのは、あまり良くないかもしれない。とりあえず、クイーンは最高で、めちゃくちゃかっこいい。映画、あと1回くらい見に行こうかな。