考える白猫

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大学で語学を専攻した私が考える『第二外国語を学ぶ意義』

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こんにちは!ねこさわです。

みなさんにとって外国語といえば、どの言語ですか?

恐らく多くの人にとって、それは英語なのではないでしょうか。しかし世界には、英語以外に数え切れない程の言語があります。その中でも学ぶ機会を得られるものは、それほど多くはありません。「第二外国語を勉強したって意味がない」と思っている方もいると思います。しかし、もしみなさんが中国語であれロシア語であれ、外国語を学ぶ機会に恵まれたとしたら、それはもの凄くラッキーなことです。

今回は、大学で語学を専攻した私が実際に感じた「外国語を学ぶ利点」から、『第二外国語を学ぶ意義』について考えていきたいと思います。

 

第二外国語とは


「第二外国語」は大学でよく使われている言葉です。意味を辞書で見てみると、以下が出てきました。

第二外国語は大学において履修する科目のうち、初めて学習した外国語(たいてい英語)の次に学習を開始する言語、という意味で用いられることの多い語。(引用:実用日本語表現辞典|二外【にがい】第二外国語 )

つまり、多くの人にとっては、英語の次に学ぶ外国語ということですね。

 

外国語を勉強する理由?


そもそも外国語を勉強する理由はなんでしょうか?

英語の場合、自分の意思とは関係なく義務教育で学ばされるので、「テストに出るから」「しなきゃいけないから」と言う人が多いかもしれません。でも本当は、「その言語を使えるようになるため」というのが、そもそもの理由ですよね。

しかしここで大きな問題があります。それは、「使えるようになる必要が無い人」がいるということです。使えなくていい、つまり、使うつもりが無い。そういう人は、外国語を学ぶ理由が無いと思ってしまうかもしれません。

 

外国語を学ぶ利点


実は、私が考える外国語を学ぶ利点は、「外国語を自由自在に使えるようになる」ことではありません。簡単に言えば、「新たな視点を得られる」ということです。

よく外国語を学ぶ利点として「視野が広がる」という意見が挙げられていますよね。それはきっと、「異なる文化圏の人々と直に交流することで新たな価値観と出会うから」、そう言われているんだと思います。しかしそれは、「外国語を学ぶ利点」というより、「外国語を学んで、自由自在に使えるようになったことへの利点」だと思います。

では、「外国語を学ぶこと自体の利点」は何なのか。

外国語の授業を想像してみてください。そこで習っているものは、単語や文法ですよね。例えば韓国語の授業で

"이해가 안가(イへガ アンガ)"

という文を習ったとします。日本語にすると、

「理解できない」

ですがこの文、直訳すると、「理解が行かない」になるんです。

日本語で「理解できない」と聞いて私が想像するのは、「複雑に絡まった知恵の輪をどうしても外せない」ような、自分の手の内で頑張っても出来ないというイメージです。しかし韓国語で「理解が出来ない」つまり「理解が行かない」と聞くと、まるで「理解」という人型が「全力で走っても、ある一定のゾーンに届かない」というイメージに変わります。

「理解できない」という同じ意味の言葉でも、言語によってイメージする図が変わってくる

このことに気づいた時点で、もう私が考える外国語を学ぶ利点である「新たな視点を得て」いることになります。もし日本語しか知らない状態で生きていたとしたら「理解」という人型が走るなんて想像しなかったと思います。

例として「理解が行かない」を使いましたが、日本語と韓国語のこのような差は、まだまだ多く存在します。韓国語以外の外国語も含めたら、その数は数えきれないほどでしょう。

 

第二外国語を学ぶ意義


新たな視点を得るというのは、例えるなら、新しい窓を手に入れることに似ていると思います。

部屋に1つしかなかった大きな窓からは、賑わう街も、船が浮かぶ大きな海も見えて、世界の全てが見えているような気がしていた。けどもう一つ新たな窓を手に入れると、今までは街の一面しか見れていなかったことに気づく。新しい窓からは、街で売られる商品を作る工場や、海に水を流す大きな川も見えて、その先にも何かがぼんやり見えている。

第二言語を学ぶということは、そのような窓を増やすということだと思います。窓を増やす度に、新しい景色が広がる。そしてその窓は、いくらでも磨いて、いくらでも大きくできる。出窓にしたり、はしごをかけて外に出られるようにだって出来ます。

私が考える第二言語を学ぶ意義は、世界をいろんな角度から見ることができるようになるということです。

窓によって見える景色は違いますから、人によって好みも出てくると思います。それでも、ぜひより多くの人に、新しい窓を覗いてみてほしいなと思います。そこでどんな素敵なものを見つけられるか分かりませんからね。

それでは!また次の記事でお会いしましょう!